毒親

私は幼少期や若い頃の記憶がよく思い出せません

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全く思い出せ無いわけではないですが

楽しかった思い出は?

具体的に何をされて辛かったの?

と聞かれても

うーん、何だろうと考えてしまいます。

たぶん、脳が思い出したくないんだと思います。

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帰り道、家が近くなると

どんどん足取りが重くなり

家に入りたくなくて

母と会話をしたくなくて

どうして私は母と家族なのにこんな思いをしているのだろう?

と何度も思いました。

自分の手を汚したくないので母を◯したいとは思いませんでしが

自分が死ぬか母が事故にでも合えば…

なんて不謹慎な事を考える毎日でした。

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『毒親』という言葉を知ったのは

ここ数年です。

何気なくsnsを見ていると

え、これってお母さんじゃん。

と当てはまる事がたくさんあり、

凄く腑に落ちて、悲しくもあり、どうにもできないんだなと思いました。

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では、毒親とはどんな親なのでしょう

1.過保護、過干渉である

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私の母は「私って全然過保護じゃないよね?」と言うのが口癖でした。

確かに過保護ではありません。

ですが、過干渉でした。

子供が決めたことを横から口出す

または何故こうしない?と半分怒り出す。

そして、その通りにしなければ機嫌が悪くなったり、ずっとネチネチと嫌味を言われます。

それが次の項目に繋がると思います

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2.子供を支配・管理しようとする

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母の言う通りにしなければ

不機嫌になり、嫌味を言われます。

そうすると子供は嫌なので

親の言うとおりにしますよね

そうやって支配されていくのです。

また、何時に帰るの?何処行くの?

しつこいくらい聞いてきます。

私も母になり子供を心配する気持ちもわかるようになりましたが

私の母は度が過ぎていました。

しつこすぎるのは子供にとってとても普段になり、管理されていると感じます。

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3.子供に依存する、自立させない

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私が一人暮らしをしたいと話したとき

母は「私を1人にするの?」と

問いかけてきました。

子供が独り立ちしようというときに

応援するのではなく

自分の事しか考えず

子供を自立させようとしません。

むしろ、自分(母)が自立出来ていないように思いました。

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4.罪悪感を与える

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先ほどお話したように

私(母)を1人にするのか、見捨てるのか

と責められ、わたしが悪者になり

身動き取れない状況になりました。

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5.脅迫する、脅す

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犬のお世話を怠った時

「保健所に連れて行くぞ」と言われました。

当時、小学生でした。

子供にそんな事言う親、普通はいませんよね?

家事も殆ど私がやっていたので

サボろうとすると

必ず愛犬を出して脅し文句を言ってきました。

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6.虐待をする

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これは普通にありえないですよね

身体にアザができるような虐待はありませんでしたが

怒ると叩かれるがセットでした。

そのせいで私も妹を怒る時は

いつも叩いていました。

今思えば本当に申し訳なかったですし

当時の事を思うと妹への罪悪感で泣きそうになります。

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ある日いつものように友達と遊び

友達を家に連れてくると

いきなり母に呼び出され

「お前は遊んでばかりで家の事もしないで、こっちは仕事して疲れてるのに!」

と蹴られた事があります。

こればかりは理由も理不尽ですし

いきなりの事でびっくりしすぎて

この記憶は鮮明に覚えています。

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7.兄弟や他人と比べる

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私は母が怖かったですし

機嫌を損ねるのが面倒だったので

母の言うこと全般を聞いていました。

でも、妹は違いました。

そんな妹を

「お姉ちゃんは何でもできるのに、なんであんたは言うことを聞かないし何もできないんだ!」

とよく言っていました。

比べられてばかりいて

さらに「(妹)にはこれは出来ない」とチャレンジさせる前から結果を決めつけて挑戦させる気持ちを奪っていました。

妹は自己肯定感が低い大人になってしまい、鬱も患っています。

妹に限らず私にもそうでしたが

何か新しい事に挑戦しようというとき

応援するのではなく

その物事を批判・否定し

自分が良いと思う別の物を提案してきました。

提案というよりは

強制でした。

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8.あなたの為を思って

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先ほどお話したように

提案も過度な心配、干渉も

全て「あなたの為を思って」「あなたのたまに言ってるの」

と付け加えてきます。

でもそれって

子供のためじゃなく、自分のためなんですよね

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毒親は世間体を気にするので

自分が世間からどう見られるかを心配する余り

子供にも強要してきます

「子供のためを思って」は隠れた保身なのです。

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9.感謝しない

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やって当たり前、できて当たり前

お手伝いをしても、家事をしても

ありがとうの言葉はありませんでした。

機嫌が良い時、他人に話す時にでる

感謝の言葉は

中々受け入れ難いものでした。

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毎日の嫌な思い出を

思い出すのは難しいですが

毒親という言葉を知り

こういう人間なんだと学びを得たことで

母に対する曖昧な『嫌』という気持ちが

明確になりました。

何をされた?は思い出せることが少ないですが

何が嫌かはハッキリしました。

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そんな母はさらに

エナジーバンパイアでした。

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エナジーバンパイアについては

次回お話しますね

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それではまた。

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